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2017年8月 9日 (水)

源氏物語形代のレベルは下がり、横恋慕の暴走は加速する。中編

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愛ある恋としあわせなセックスに目覚めた
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愛ある恋の伝道師manaです
先月末の東京行きのレビュー
といいますか、

自分の講座の翌日に
自分の講座で扱ったのと
ちょうど同じ源氏物語の箇所を題材に
開催された
吉祥寺古典を読む会にて

光源氏のどうしようもなさを
再確認した記事の続きですちょっと違う。
国語教師吉田裕子さん主宰の会です

こちら、筆名で運営する和歌ブログ
形代かたしろというテーマについて
お話しています。

身代わりのことですね
源氏物語では、最愛の人の代わりに
ほかの女性を妻や愛人に求める
ということが繰り返されるのです。
誰かの代わりに愛される女の立場にも
立ってみてくれよ、
ふざけんなよ、と言いたくなりますが、

同じふざけんな案件である形代にも

まだマシな形代と

マジふざけんな案件
の形代と

があるのです

光源氏の父、桐壺帝は最愛の桐壺更衣を
ほかの妃からの嫉妬やいじめから
守り抜くことができず死なせてしまい、

更衣の産んだ美しく聡明な息子も
東宮皇太子にすることはおろか
皇族にとどめておくことすらできず
臣下に降らせざるを得なかった。

光り輝くような皇子が
臣籍降下し源姓を賜ったから
光源氏と呼ばれるのです。
初めから彼が源氏だったわけではありません

そんな無力さを悔やんでいたからこそ、
その後
桐壺更衣の形代として求めた
藤壺宮に対して、
彼はあらん限りの力を尽くして
守ってやろうとするのですよね

最愛の藤壺の産んだ我が子
ということになっている、光源氏の子
を次期東宮にするために、
実家の権勢が最も強く
最も尊重すべき妃である弘徽殿女御と
交渉をする。

女御の産んだ東宮光源氏の異母兄に
すぐに位を譲り、
その代わりに
藤壺の産んだ子を次期東宮に立て、

君は天皇の母、皇太后になるのだから
となだめて
藤壺を自分の中宮に立てることを呑ませる。

自分が先に死んだあとにも
最愛の妻とその産んだ子の未来が
安全であるように
最大限尽くしてやったのです

では、初恋の女性藤壺の形代として
光源氏の手に入れた
藤壺の姪である紫上や女三宮に対して、
光源氏はどのように接したか。

いちいち書き立てるのも萎えるくらいの
ひどい扱いですよー
紫上に対しては、現代であれば
定年退職とともに熟年離婚を切り出される
中年男のパターンですね。

僕はこんなに大切にしてきたのに!
という愛のすべてが、的外れもイイところ、
紫上は心因性の病気で寝込み
出家を望みながら光源氏の許可が得られず
そのまま亡くなります。

妻が出家するとは、離婚と同義です。
ね、コレ熟年離婚
女三宮への非道さは
私の講座でも何度か扱いました。

女三宮は
藤壺の姪で、若くて、しかも宮様。
同じ藤壺の姪でも紫上より高い出自
や、その他いろいろな理由から、
紫上という存在がおりながら
光源氏は若い宮様を正妻に迎え、

元天皇からの頼みなので断れなかった
とよく言われますが、
原文をきちんと読むと、あれ、
最終決定は朱雀院からの申し出ではなく
光源氏みずから
僕が引き取りますと言っていますからね

迎えてみたら手応えがなくてつまらない、
いまさらやーめたともできない、
という生殺し状態の結婚生活。

自分の不注意でほかの男が入って
彼女を妊娠させたことが発覚したら、
これを明かしたところで
自分にも朱雀院にも彼女にも恥だから
と一度は胸に秘めることを決意。

お、さすが
イイ歳になったらイイとこもあるじゃん、
と読者に思わせておきながら、

けっきょく我慢ならず、女三宮に対しても
子どもの父親柏木に対しても
陰湿な嫌みを言い、
柏木は死に
女三宮は出家社会的自殺に
追い込んでいますからね
女三宮を求め続けた柏木のほうは、
諦めて
異母姉の女二宮を妻に迎えてからも、
同じ姉妹なのになぜ
落ち葉のほうを手に入れてしまったのか
とかなり失礼なことを言い、
女三宮への恋がもとで
さっさと死んでしまう。
遺された女二宮は
柏木の親友に迫られて
望まない結婚を強いられます。

次世代の薫は、愛する大君の死後
異母妹で田舎育ちの浮舟を
自分の愛人にしておきながら、
やはり田舎育ちを馬鹿にして
人扱いしていないですから。
最後にはやはり出家に追い込んでいます。
愛する人を守れなかった
自分の非力さを悔やみ
その後の行動、生き方に反映させた
桐壺帝の形代が
もはや懐かしいくらい遠い目。
::::
次の記事で連載終了しよう
と思いますので、
明日の投稿をお待ちくださいネ

前編はこちらです
源氏物語若菜上下巻を中心に
人の心理や感情の現実化の仕組みなどを
語った源氏物語的心理学講座、
再演希望いつでもどうぞ

第8回ダメな私の現実化
第7回人生で初めて示した意思
第5回誰も救わぬ美学
第4回父はすべてを知っていたとしたら何?
東京開催の第8回講座の開催レビュー
楽しかった

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